Cobaringの若返る健康法を伝授!

伝統的な日本型食生活を腹八分目食べることで瘦せられるばかりか健康を維持することができる簡単で経済的な若返る健康法です。

砂糖の歴史と中毒の経緯

吉野敏明先生のYouTube動画より引用させて頂いています。
https://youtu.be/oWY_kmtA4Ds?si=QknASbrYO3UcbsfP

薬物レベルで危険な砂糖の歴史と病気との関係

なぜみんなが砂糖を好きなのか。なぜやめられないのか。
天然、人工に拘わらず人間は甘い物に惹かれてしまう。

世界商品

環境や人種、地域に関係なく売れる商品を世界商品と言います。
砂糖がその第一です。
織物などは素材によって、売れ行きに地域差が生じます。
金属類も然りで金などは高価なので誰もが買えるわけではありません。
アルコールはイスラムでは禁止させられています。
ですから世界商品の第一は「砂糖」なのです。
そして世界商品の第二は何かというと「アヘン」なのです。
麻薬にはLSDや覚醒剤などの合成の物が出回っていますが、大元の麻薬はアヘンから始まっています。
実は砂糖とアヘンの関わりは非常に強い関連があります。

なぜ世界商品の第一が砂糖なのか

砂糖の原料としてよく知られているのがサトウキビです。原種はパプアニューギニアにありました。
これを古代インド人が見つけてインドに持ち込んだのです。
そこで栽培に成功して砂糖を取り出すことがようになったのです。
サトウキビから砂糖を取り出すをできるようにしたのはインド人でした。
砂糖は最初から調味の材料として使われていたのではなく、非常に貴重で高価なもので秘薬として扱われていたのです。
それこそ麻薬のようなものとして使われていたという歴史があります。
パプアニューギニアからインドに渡ったといいますが、明確な時代は不明です。おそらく紀元前後と推測されています。
これに関しては残された記録がありません。
結局これは秘密の食品、秘密の薬だったからです。
アヘンについても然りで産地は分かっているのですが、麻薬としての製造方法や販売方法については文献が残っていないので、それらを知ることは困難となっています。

アレクサンドロス3世と砂糖

アレクサンドロス3世というギリシャの王様が紀元前4世紀ぐらいにインドを訪れたのです。おそらくこの時にこの技術を得たのではないかと推測されています。
この時代にギリシャのイオニアから来てアラブ社会、ペルシャ社会を通ってインドのあたりまで行ってまたギリシャに戻るということがあり、幾度かこういった民族の域を超えて一つの民族が移動するというのがあったのです。
トルコ、チンギス・ハンなどがそれに当たります。
こういう時に、戦争である地域を略奪したり、土地や資源を取ったりするのですが、必ずこのときに食べ物とか宗教、医療が移るということが知られています。
例えばチンギス・ハンがもたらしたものに鍼治療があります。


吉野先生がレーザー治療の発表でスロベニアを訪問した時に、東ヨーロッパではパーキンソン病や認知症の治療で鍼治療のプライオリティが高いのです。
第一選択ぐらいになっているのです。というのはチンギス・ハンが鍼治療の文化というのを東ヨーロッパまで持っていっているからなのです。トルコを経由して東ヨーロッパまでで止まっています。

砂糖の最大の魅力

紀元前3世紀から4世紀ぐ以来の時にインドを経由して行ったのではないかと推測されています。
もう一つは紀元600年とか700年ぐらいにウマイヤ朝の時代にイスラムが同じようにインドの方まで行ってアフリカ北部まで侵略したのです。その後、イベリア半島辺りまで全部侵略したという時がありました。
同じように、ことのきは確実に砂糖というものをインドから持って行ってイスラムを中心として北アフリカ、エジプト、ヨーロッパまで入っていったという風に言われています。
この頃ではローマ帝国の皇帝たちが秘薬として砂糖を使っていたのだろうと言われています。
この砂糖の魅力は甘いだけではなく白く煌めいていることにもあります。薬物もそうです。
覚醒剤も白い粉ですが、砂糖も今の麻薬とか覚醒剤のような使い方を王様たちが貴重なものとして使っていたと言われています。
その背景にはヨーロッパではサトウキビを育てられる風土ではなかったので身分が高く、権力のある人たちしか持てなかったのです。
これが紀元前4世紀ぐらいになります。
十字軍はイスラムを異教徒として倒すためにキリスト教のローマ教皇たちが作って遠征を始めたのですが、このときに砂糖を大量に獲得し、確実に白人社会に砂糖が入ってきたのです。

イブン・スィ-ナー

ユナニ医学とは(ユナニとはイオニアの意でギリシャの意)イスラムの医学がこれを広めて体系化していってイスラムからペルシャ、ヨーロッパの古典医学の基本となったのです。
これは15~16世紀にぐらいにおいて普遍化していき、西洋医学ができる前まで最も標準医療だったのです。
これをイブン・スィ-ナーが創始者として広めたということで砂糖を万能薬と評価していたのです。
今では砂糖は容易に入手できますが、その時代はモルヒネとかヘロインのように手に入れにくいものだったのです。
砂糖はエネルギーになるので、栄養不足の時に砂糖を食べれば元気になり、また脳の快楽報酬系というところに入るので、ドーパミンが分泌され、至福感をもたらします。
つまり、気分が悪かったり、やる気がなかったりしたときに元気になれたりするのです。
このような時の薬としての要素があったのです。
延いては秘薬からイブン・スィ-ナーの時代になると薬になってきたのです。秘薬から万能薬として使われるように変わっていったわけです。

プランテーション

その後プランテーションの時代が始まり、大航海時代が始まり、黒人奴隷を大量に連れてきて南米やブラジル、アフリカ諸国などに単一の食物を育てて、それを大量に奴隷によって栽培し、シルクロードやカイロを使って他の国々に売りさばいて利益を得たのです。
誰でも容易に砂糖を入手できるようになったのが、大航海時代です。
コロンブスのような人たちが出てきて砂糖というものが世界中に広まるようになったということです。
この頃産業革命も遅れて出始めてきました。


スチーブンソンが蒸気機関車を発明したりとかではなくて、工場制の手工業から紡績工場のようなものが出始めたのです。
足踏み式ミシンとかが出始めたのもこの頃です。工場で働く人や機械化に伴って鉄の需要が高まり、採掘する労働者が増えることによって、彼らの労働意欲を維持するために、最初はジンなどのお酒を与え、長時間に及ぶ労働をさせていたのです。
しかしながら、お酒で酔いが回ってくると効率が悪くなるので次に使われたのが紅茶だったのです。それに砂糖を入れるということを始めたのです。


砂糖は脳の快楽報酬系というところに入る化学物質のため脳のA10神経というところから入って大脳の前頭葉というところの前頭前野というところまで届くのです。これで非常に強い快楽を得るのです。そしてそれが繰り返し欲しがる回路に入ってしまうのです。
砂糖入りのお茶やコーヒーを工場に置いておけば労働者は何度も集まってくるのです。またカフェインは交感神経を優位にし、眠らせず、疲れさせず、カロリーにもなるので労働をさせることができたわけです。
中毒性から砂糖入りの紅茶を求めて工場にやってくる。砂糖を使って働かせていたという事実がありました。

甘みの依存症とは

味覚のうち甘味というのは哺乳類において必ず美味しいと感じるようにプログラムされているのです
砂糖は別として一般の甘みというのは、砂糖よりは弱いのです。


自然界では果物は知られていますが、母乳などは必ず赤ちゃんが「美味しい、幸せだ」と思うようになる、そして依存症になるわけです。
動物の赤ちゃんは生まれてくると何もしなくても親の乳に吸い付くのです。

それは母乳の中に乳糖が入っているので、この甘味で幸せになる。そして依存症になり、ずっと欲しがるようになるのです。


ですから教えなくても飲むわけです。
これが快楽報酬系に入るようになっているので母乳を飲まない赤ちゃんは哺乳類にはいないのです。いわば神様が作ったシステムなのです。
これで赤ちゃんたちはおっぱいを飲むのです。
残りの4つの味覚で訓練を要するのが苦味になります。良薬は口に苦しと言いますが、一般の食品には必ずアルカロイドというものが入っていて苦味があるのです。
だからアク抜きをするのです。
苦味が存在する理由は自分たちが食べられ尽くさないようにある一定以上食べると苦くなるように植物は自分たちの防御をしているのです。
赤ちゃんは苦いものは絶対に食べません。口の中に入れると吐いて泣き出します。
その次がなんとか赤ちゃんでも飲むのが酸味です。
酸味は柑橘類などにあるのですが、イチゴが食べたいとかみかんを食べたいとか言って食べますが、これも訓練です。辛い物も然りです。
甘味以外が全部入っている飲み物は何かというとビールがあります。苦くて辛くて酸っぱいとか塩味はありませんが、塩味は塩が人間にとって必要なので甘いものほどではありませんが、塩味を好む人は多いのです。
動物も塩入れると良く食べますが、出す力がないので気を付けなければなりません。
甘い物は哺乳類がみな好むので、クマがリンゴを食べたり、木の実を食べたりするのと同じですが、そういう風に指令ができているのは赤ちゃんが育つためなのです。
そして、この母乳ですが、エストロゲンやInsulin-like grow factors(IGF…インスリン様成長因子)というものが含まれていますが、これを飲み続けると癌化し、命を落とすことになります。


乳製品で発癌率が高いのはそれが原因と言えるのです。ですから母乳を哺乳類の赤ちゃんだけが3カ月から半年ぐらい年飲んで人間の場合で2年ぐらい飲んだら意図的に乳離れさせるのです。
乳離れさせると母乳は出なくなります。
現代社会は粉ミルクや牛乳があるので哺乳瓶に入れていたらいくらでも飲もうとします。
大人になってもミルクコーヒーとか飲んでいる人は乳糖に対しての依存症を起こしているからなのです。
つまり必ず時機を見て断乳をするべきなのです。
昔は牛乳などありません。牛乳パックなどありませんので母親の母乳が出なくなると依存症はそれで治ったはずなのですが、牛乳を作ったりとか、甘い乳飲料を作ったりしたため、それを飲んだ人たちが中毒になってくるのです。
この中毒を利用して色々なビジネスが出始めたというのが1800年位から始まったのです
有名な話では台湾にイギリスの精糖工場があって清国に輸出していたのです。同様に台湾にアヘンの加工工場があってヘロインを作っていたのです。後の◎●になる会社です。
つまり砂糖とアヘンというものが世界商品でみんなが欲しがるというのはどちらも快楽報酬系に入る人工物だからなのです。
サトウキビは天然のものですが、精製して砂糖にすると非常に甘味が強くなります。
ここまではまず自然界にあったもの、それが秘薬であったもの、これが薬になって労働者を働かせるためのものになって、世界商品にしてある特定の団体が利益を得るものになっているのです。これが砂糖の歴史なのです。
多くの人が甘い物が好きなのは、甘い物は全て脳の快楽報酬系に入りますが、この中でも覿面に甘さが強いのが砂糖で非常に強く依存症を起こします。
ですから甘い物を何が何でも欲しくなるというのは覚醒剤とか麻薬を食べているのと同じ回路に入るということを知っておく必要があります。

日本と甘味の歴史

日本人が砂糖を食べるようになったのは非常に最近の事なのです。
日本人が砂糖というものに対して非常に強く制限を設けていた民族なのは恐らく習慣性がある、依存症があるというのが分かっていたからではないかと吉野先生は推測しています。
日本の一番古い記録では正倉院の献納目録というのがあり、825年に砂糖が奉納されたという記録が残っています。
この時は薬として奉納されたのです。秘薬ではなく、また食用でもなく薬用だったのです。

その後、鎌倉時代の末頃から大陸貿易がだんだん盛んになると日宋貿易というのが出始め、ポルトガルが1543年に種子島に来た時にも砂糖を原料としたカステラとか金平糖というものがもたらされたのです。

しかしながら栽培方法まで知らされておらず、非常に貴重なものですが、お菓子というものが入ってきたのを知ったのですが、あえて日本人たちは作ろうとはしなかったのです。
日本自体への砂糖の伝来は1609年に中国の福建省から奄美大島にサトウキビの栽培法が伝えられたのです。
元々パプアニューギニアにあったもののため九州ですら栽培が難しかったのです。


延いては沖縄、奄美大島といったようなところで栽培していたのですが、1623年に琉球のある技師が砂糖を栽培するという技術を用いて当時の薩摩藩が琉球王朝に作るように命じ、栽培したそれを長崎の出島経由で清国に売るという貿易をしたのです。
また何故薩英戦争で勝利を収めるほど薩摩は強かったのか。鹿児島県警とイギリス艦隊が戦争をしたような戦争ですが砂糖で儲けていたからなのです。


薩摩の人たちはサトウキビは作っておらず沖縄の人たちが作って長崎で加工していたのですが、砂糖自体はほとんど摂っていないのです。
ですから沖縄の人たちや鹿児島の人たちは砂糖中毒にはなっていなかったのです。
ところが長崎の出島。長崎は江戸幕府の直轄領のため藩には属さないのですが、ここで製糖をしてお菓子を作り、同じようにして清国で儲けていたのでした。
延いては長崎や佐賀の人たちは甘いものを結構食べるのです。
シルクロードにかけてシュガーロードと名付けていたのでした。
甘いものを製造する工場は長崎に今でもあり、砂糖の摂取量が日本で47都道府県中で一番多いのです。故に発癌率も日本一なのです。
砂糖や甘いものを長崎で清国に売っていたのですが、これは江戸幕府が利益を得るために行っていたことです。
一方長崎の出島から砂糖が海外から入ってきて甘いものとして大阪に持っていき、そこから商人たちが卸をして日本中に広まったという事実があったのです。
これが日本から金や銀が流出すると言ったことに繋がったのです。
海外との取引をしていたので、1715年に江戸幕府は砂糖の輸入制限をしたのです。
1715年以降は日本国で砂糖の流通というのは極めて制限されたのです。
日本人がお菓子を食べなかったというのは江戸幕府が賢明だったからなのです。
同様に小麦も制限されていたのです。日本に小麦製のお菓子がなかったというのは江戸幕府が日本の金とか銀河海外流出するのを止めて、砂糖も然りですが、海外から持ってくるのではなくて、国産化しようと試みていたのです。
沖縄では獲れていなかったのですが、四国の一部などで作っていました。元来熱帯地方で作られていたものなので、国産であっても大量に流通するほどはなかったというのが砂糖の歴史なのです
明治になるまで小麦も砂糖も幕府によって制限を受けていたため江戸幕府の将軍様とか天皇家とか貴族とかは別として一般人(85%は農民)が自由に小麦を使うとか自由に砂糖を取るという事はなかったのです。
それは健康の為とかではなく、国を守るために、日本の今に例えたら円が海外に流出しないようにするために幕府が制限を設けていたのです。
明治時代、大正時代には海外の文化を積極的に取り入れて洋食を食べるという文化が入ってきたので、砂糖の需要も増えてきたのです。
とはいえ、今のようにコンビニや自販機、喫茶店というのがあるわけではないので東京などを中心とした洋食のお店などでは砂糖を使用した食べ物が出てきたのです。
戦前まではそれでも砂糖の流通量は諸外国に比べると少なかったのです。


それが1945年の8月15日の敗戦によって9月2日の戦艦ミズーリでポツダム宣言受諾の調印が行われることで日本の食料転換政策、教育の転換政策、そして戦力をなくすといった三本柱の中の食料転換で主食を米から小麦にする、食用油を取らせるというのがあったのです。
早速9月3日から食糧転換が始まって日比谷公園でキッチンカーがフライパンを使ってホットケーキを振る舞い、小麦粉と砂糖を使うように奨励されたのです。


日本は敗戦によって9月には進駐軍やGRHQが来て、広島と長崎に原爆を落とされて、大阪も東京も大空襲、沖縄本土決戦という状況で白人を良く思えない状況下で最初に取られた作戦がギブミーチョコレート作戦です。
子供たちに対してアメリカ軍のトラックからチョコレートをばら撒き兵隊の好感度を上げたのです。チョコレートなど大量に食べたことはなかったところで無料に配り、甘くて美味しいことを覚え込ませ、脳の快楽報酬系に入らせることで、江戸幕府がかけていた制限を日本人自ら砂糖を自由にさせてしまったのです。そこからは今日に至るわけです。

医食同源を大切に

多くの人たちが砂糖が好きというのが元々生物学的には母乳が欲しいという本能なのです。それを大人になってもやっているわけです。
更に砂糖の摂り過ぎは多くの病を惹き起こします。もちろん早い段階では虫歯になります。糖尿病にもなります。
鬱病なども砂糖を食べていると短鎖脂肪酸というものが作られなくなり、腸内細菌のバランスが崩れ、鬱状態になるのです。
リウマチやパーキンソン病も然りです。

江戸幕府が日本の金や銀、小判が海外に出ないために行っていた政策は結果として日本人に先の流行っている慢性疾患を少なくするのに大きく貢献していたことになるわけです。
多くの日本人が甘いものを止められないのは赤ちゃんが母乳を止められなかったのと同じなのです。


延いては脳の快楽報酬系に入ってドーパミンが出ているからなのです。この状態ですと判断力を失い、脳の大脳の前頭葉の前頭前野というところは最も人間らしいところです。チンバンジーやゴリラにできないようなこと高度な判断をするところなのです。
ここにドーパミンが出てしまうので甘いものが止められないというのが頭が解っていても判断が出来なくなってしまうのです。
バナナを食べている人に何故それを食べるか問うと「自然のものですよ」と自分の正しさを主張しようとします。ところが今のバナナは品種改良が進み、糖度も高いのです。
一方「食物繊維が多い」ことを理由に自分の判断が間違っていないことを主張しようとします。あるいはそれがビタミンCだったりもします。
吉野先生が食物繊維で効率の良い海藻のワカメや海苔を推奨すると、ビタミンCも海苔やワカメでも、生魚でも摂ることができます。


吉野先生は乳酸菌を得るのに、ヨーグルトを食べている人に対しては、最良の方法として糠漬けを推奨しています。
ポリフェノールを得るためにチョコレートを食べている人に吉野先生は抹茶を摂ることを推奨しています。普通の煎茶でも構わない
と仰っています。
色々な大義名分を述べては甘いものを摂ろうとする人がいるのです。
日本人が歴史的に砂糖を摂っていなくても健康だったのは、適切なポリフェノールであったりとかビタミンCであったりとか食物繊維などに置き換われるものをちゃんと摂っていたいたわけなのです。
ですから砂糖なしでも大丈夫なのです。昔は煮物にも小豆を煮るのにも砂糖を使わなかったのです。
甘いものを食べるようになってから糖尿病や癌などの疾患が増えてしまったのです。
原点に立ち返って医食同源なのです。医療と食は同じ源。薬食動源という言葉もあります。
薬と食べ物は実は同じなのだと。つまり病気になるのも食べ物からなるのだという事なのです。
目の前のお菓子を掴もうとする前に、もう一度原点に立ち返ってほしいと吉野先生は仰っていました。

血糖値とホルモン

砂糖に限らず甘いものを摂ってはいけない病気の人がいます。
代表的な病気が糖尿病です。インシュリンで制御すれば食べてもいいという問題ではありません。
甘いものを食べてインシュリンが出て血糖値を下げるだけではなく糖化するのです。
そうすると細胞だけではなく臓器の新陳代謝が悪くなり、老化するのです。
1番わかりやすいのがHbA1(ヘモグロビンエーワンシー)です。糖化ヘモグロビンというもので赤血球に糖がつくと新陳代謝が悪くなって古いヘモグロビンが残存してしまいます。酸素の運搬能力のないヘモグロビンが長く残ってしまうのです。

すると酸素を得ることができないので末端などは壊死してしまうのです。ですから血糖値を下げればよいというものではないのです。
甘いのを食べると必ず糖化(AGE;終末糖化産物)が起きるのです。ですからインシュリンを打てば良いとか運動してカロリーを消費すればよいというものではないのです。
糖化をすること自体が細胞や臓器、延いては人間が老化するわけなのです。
ですから甘いものを食べている人の方がシミやシワが多いという現象が起きてくるのです。
癌の人も同様です。なぜ癌の人が甘いものがいけないのかというと、砂糖そのものに発癌性があるということではありません。ところが高血糖値スパイクという現象があり、甘いものを食べて血糖値が急激に上がり、インシュリンで一気に下がるという現象をいいます。


精製された砂糖などは歴史上なく、しかもニューギニアのごく一部にしかなかった食物をプランテーションで増やして、それを生成して世界中で食べているわけです。元来日本の歴史上にはそのようなものはなかったのです。
ですから血糖値が急激に上がるということは非常に珍しい現象なのです。とくに日本の石器時代とかほぼ野生の時代ではなかったことなのです。
危険な状態ですのでインシュリンが出るわけです。ところが適正に下がるのではなく必ず下がり過ぎるのです。これは高血糖の状態は危険だからなのです。昏睡を起こして最終的には絶命してしまうからなのです。上げ直すことで正常値に戻すのです。
血糖値を上げるホルモンは数多くあります。

血糖値を上げるホルモン

典型的なのはアドレナリンです。元来戦闘ホルモンで、肉食動物が野生の草食動物を見つけた時に、空腹でも捕食できるようにするために血糖値を上げなければならないためこのホルモンが出るのです。ノルアドレナリンもほぼ同様の作用があります。
メラトニンという睡眠ホルモンやセロトニンも血糖値を上げる作用があります。眠るにも血糖値を上げる必要があるからです。
成長ホルモンも成長するためにはブドウ糖が必要なので血糖値を上げることができます。
サイロキシンなどの甲状腺ホルモンも然りです。体を動かすためのホルモンはみな血糖値を上げるのです。
つまり自然界で血糖値が高くなるということはあり得ないので、低血糖を高血糖にするという回路はホルモンも含めてたくさん持っているのですが、インシュリンで血糖値が下がり過ぎたらこれらのホルモンを使って上げ直すのです。
この時に膵臓から出るグルカゴンというホルモンで一般的には血糖値を上げ直すのですが、これが出ると糖新生という現象を起こします。つまり人間の臓器や内臓脂肪を分解して血糖を作るというホルモンだからなのです
このグルカゴンが出ると肝臓に溜めてあるグリコーゲンの分解を抑制するのです。それは非常時のためのブドウ糖の素を温存しておかなければならないからです。
そして体の組織を分解してブドウ糖を作るのです。脂肪からはケトンを作り出します。体タンパクからは脱アミノ化をしてアンモニアが作られます。実はこの2つは発癌性が強いのです。
つまり甘いものを食べて血糖値が上がり、インシュリンで急激に下げて、グルカゴンとかコルチゾールを使って上げ直すときにアンモニアやケトンという発癌物質ができてしまうのです。
ご飯の替わりに、同カロリーのチョコレートでもよいかというと、グルカゴンとかコルチゾールの量が全然違うのです。ご飯からはほぼ出ないのです
甘いお菓子を食べる機会の多い人ほど発癌しやすくなるのです
ですから、癌の人、糖尿病の人というのは甘いものはすぐやめた方が良いのです。
本当の炭水化物抜きというのは甘いものをやめるということなのです。
特に玄米には炭水化物のほかに必須アミノ酸があり、脂肪酸も入っています。所謂ホールフードなのです。このようにすべての栄養素が入っているものを食べるべきであって精製しているものを食べるべきではないのです。
砂糖の代わりに麹や甘酒を使うことを推奨します。砂糖を使わないでいるとだんだんその味に慣れていきます。砂糖を1~2か月抜いていると次に甘いものを食べた時に気持ち悪くなります。それが中毒の証なのです。
多くの甘いもの中毒から抜け出した人が多くいますが、覚醒剤の抜き方と同じなのです。中毒が抜けてしまうと本当に欲しくなくなるのです。
とある製糖会社が同時にヘロインを生成していた理由が解ると思います。
一度中毒から脱することができると自分を思うように制御できるようになります。
私たちは製薬会社や食品会社に心まで奪われてはいけないのです。自分たちの意思で自分たちの人生を生きるということがとても大事なことなのです。

まとめ

かなりショッキングな内容でした。
私の師が砂糖は脳の直接的なエネルギー源になるから長く時間の空いた時の間食に和菓子や和飴を推奨していたからなのです。
量を守り、食べ過ぎなくてもいけないのでしょうか?
すごく甘いと感じないおかずにも砂糖は入っていますが、それくらいでも砂糖はやめた方が良いのでしょうか
少しの疑問はありますが、出来るところから実行していきたいと考えております。皆さんもお試しあれ♪